NEW FEATURESNext Design V3の
新機能

Git 連携の強化に加え、
組み込み開発で必須のチャートにも対応しバージョンアップ

設計情報をデジタル化する次世代設計ツール Next Design が、開発現場からの要望に応えた新機能を搭載しバージョンアップ。
Gitの操作がNext Design上で可能になるよう連携を大幅に強化、さらに、タイミングチャート・状態遷移表に対応した拡張コンテンツを配信するなど、組み込みソフトウェア開発を強力に支援します。

Git 連携を強化

  • Next Design上での操作が可能に
  • 3-wayマージに対応

トレース記録の視認性を向上

  • 大規模プロジェクトのデータもすっきり表示

組み込み開発頻出のチャートに対応

  • タイミングチャート、状態遷移表に対応

ツリーグリッドの使い勝手向上

  • オートフィル、高度なフィルタリングなど編集機能を強化し、Excelライクな楽々操作
  • 表示性能を30%以上高速化

Next Designとは?

Next Designはシステムとソフトウェア開発のための次世代設計ツールです。
各工程の設計情報の構造と関連を定義した「メタモデル」と、それを表現するための図・文書表現である「ビュー定義」を開発現場の観点・用途に合わせることで専用の設計ツールにできます。

Next Design V3の
主な特長

  • Git連携を大幅強化

    コミットやプッシュなどGitの基本的なコマンドがNext Design上から操作可能になりました。
    Git操作のたびに構成管理ツールに移動する必要がなく、Next Designで完結するため効率よく設計できます。また、コンフリクトをUI上で確認しながら3-wayマージで解消できます。(※)

    ※3-wayマージは、Enterpriseエディションでのみご利用いただけます。

  • 大規模プロジェクトでもトレーサビリティが確認しやすく

    フィルタリングで表示対象を絞り込めるので、大規模プロジェクトでも視認性よくトレーサビリティが確認できます。また、工程間のトレーサビリティを確認するだけでなく、工程内の設計情報間の依存関係、影響範囲の分析にも使えるようになりました。
    以下のフィルタが使用できます。

    • トレース記録なし
    • 選択したモデルの関連
    • モデル名
    • メタモデルに応じた任意の関連
  • 状態遷移表に対応

    UML/SysMLパッケージで、組込みソフトウェア開発で頻出する状態遷移表に対応しました。
    ステートマシン図と状態遷移表はビューを切り替えて相互に編集でき、図と表はリアルタイムに更新されます。そして、セルの強調表示や無視(Ignore)または不可(NotHappen)の設定ができるので、抜け漏れなく設計できます。

  • タイミングチャートに対応

    タイミングチャートパッケージにより、信号の関係や振る舞いを時間軸に表現できるタイミングチャートに対応しました。
    既存プロジェクトの任意の箇所にタイミングモデルを追加でき、タイミングに関する設計情報を表に入力することで、タイミング図を自動生成できます。タイミングに関する設計情報は、トレーサビリティや差分比較などにも活用できます。

  • ツリーグリッドの編集操作がより快適に

    オートフィルやセル単位でのコピー&ペーストなど入力機能の強化に加え、高度なフィルタの追加や、キーボードのみで可能な操作の拡充など、Excelライクな操作性で快適です。さらに表示性能が約30%向上し、より一層の快適さを実現しました。

  • 数多くの機能を改善

    その他にも数多くの機能改善を行いました。

    • 部分ロード時の差分比較に対応
    • ツリー内のモデル検索が可能に
    • ビュー定義の操作性を向上(派生クラスのビュー定義を複製、ツリーグリッドの再帰定義を支援)
    • Windows11に対応