Next Design V4.0 から V5.0 へのアップデート時の注意点
目次
アップデート方法
V5.0 ではアプリケーションのフレームワークが .NET 10 に更新されます。 これに伴い、V5.0 へのアップデートはインストーラを使用して行う必要があり、メニューからの自動更新はできません。インストーラを使用してアップデートしてください。
V5.0 から32ビット版は廃止となり、64ビット版に一本化されます。 現在32ビット版をご利用中のお客様はアンインストールしてから、64ビット版を新規にインストールしてください。 32ビット版をアンインストールしないまま64ビット版をインストールすると、インストール先フォルダが32ビット版のままの状態になります。
プロジェクトファイル
DB形式(iproj)からの移行
V5.0 ではDB形式(iproj)のサポートを終了し、JSON形式(.nproj)のみの対応となります。それに伴い、現在DB形式をご利用中のお客様が V5.0 にバージョンアップして継続利用いただくためには、バージョンアップ適用前にプロジェクトファイルの移行作業を行っていただく必要がございます。
次のページをご参照のうえ、DB形式からJSON形式への移行作業をお願いいたします。
ファイルの互換性
旧バージョンで作成したJSON形式のプロジェクトファイルを V5.0 で開くと最新スキーマバージョンのファイル形式に変換され、継続してご利用いただけます。
ただし、次の点にご注意ください。
V5.0 のプロジェクトファイルを V4.0 で開くことができますが、V4.0 で上書き保存すると V5.0 で追加された属性名のデータが失われます。
HTMLドキュメント生成
V5.0 では、HTMLドキュメントの生成において、pages フォルダ内に出力されるファイル名が {モデル名}.html から {モデルID}.html に変更されます。
ドキュメント生成されたファイルに対してファイル名に依存するユーザー独自の処理やリンクがある場合は、内容を確認して必要に応じて見直しをお願いいたします。
拡張コンテンツ
Next Design 本体のアップデートと合わせて拡張コンテンツもアップデートします。インストール済みパッケージのアップデートをお願いいたします。
今回のアップデートでは、次の点にご注意ください。
- NDGit
- Next Design V5.0 では従来バージョンの NDGit が正常に動作しません。
Git 連携しているプロジェクトを開く前に、必ず NDGit をアップデートしてください。
- Next Design V5.0 では従来バージョンの NDGit が正常に動作しません。
- MarkdownEditor
- Next Design V5.0 では従来バージョンの MarkdownEditor が正常に動作しません。
MarkdownEditor を使用しているプロジェクトを開く前に、必ず MarkdownEditor をアップデートしてください。
- Next Design V5.0 では従来バージョンの MarkdownEditor が正常に動作しません。
- PartialLoad.Enhanced
- Next Design V5.0 では従来バージョンの PartialLoad.Enhanced が正常に動作しません。
PartialLoad.Enhanced を使用している場合は、必ず PartialLoad.Enhanced をアップデートしてください。
- Next Design V5.0 では従来バージョンの PartialLoad.Enhanced が正常に動作しません。
- 拡張機能版 ScriptEditor
- Next Design V5.0 では、拡張機能版 ScriptEditor 相当の機能が標準機能として統合されます。
拡張機能版 ScriptEditor は不要になりますので、インストール済みの場合はアンインストールしてください。
- Next Design V5.0 では、拡張機能版 ScriptEditor 相当の機能が標準機能として統合されます。
エクステンション
V5.0 対応
Next Design の API は V4.0 と V5.0 で互換性があり、.NET 8 と .NET 10 も互換性に配慮されているため、開発されたエクステンションは基本的にそのまま動作します。
ただし、次の条件に該当するエクステンションを V5.0 で引き続き使用する場合は、それらの内容を確認して必要に応じて対応をお願いいたします。
V5.0 以降で追加される API を利用する場合、.NET 10 対応の開発環境が必要となります。 Visual Studio 2022 は .NET 10 に正式対応していません。正式対応するためには Visual Studio 2026 以降が必要となります。
なお、Visual Studio 2022 を引き続き使用して V4.0 用エクステンション(.NET 8 対応)とすることで、V5.0 でも動作するエクステンションを開発することは可能です。その場合は V5.0 以降で追加される API を使用できません。
振る舞いが変わる API を利用している場合
V5.0 では、次の API の振る舞いが変わります。これらを利用している場合は、エクステンションの動作に影響ないか確認いただき、必要に応じて処理を見直してください。
| API | 条件 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|---|
| IModel.SetRichTextField メソッド IModel.SetRichTextFieldValues メソッド |
テキスト値を指定して設定 | テキスト値を変更できます。 | 指定されたテキスト値は無視されます。 |
| IWorkspace.OpenProject メソッド IWorkspace.SaveProjectAs メソッド IProjectUnitManager.ExportModelUnit メソッド IProjectUnitManager.ImportModelUnits メソッド IProjectUnitManager.AddExternalUnits メソッド IProductLineModel.ExportAppliedProject メソッド |
DB形式のファイルを指定 | DB形式のファイルを指定できます。 | 例外が発生します。 |
| IWorkspace.CleanUpProject メソッド | 参照登録しているモデルファイルあり | プロジェクトの管理対象ユニットのうち、編集可能なユニットに対して実施されます。 | プロジェクトの管理対象ユニットのうち、編集可能かつ参照登録でない、ロード済みのユニットに対して実施されます。 |
| IApplication.ExecuteScript メソッド IApplication.ExecuteScriptCode メソッド |
処理に失敗 | システムエラーが発生します。 | 定義した例外が発生します。 |
ExtensionPoints ライブラリを利用している場合
エクステンション開発プロジェクトで ExtensionPoints ライブラリを利用している場合は、次の通り、V5.0 対応バージョンに更新してください。
| 該当パッケージ | V5.0 対応バージョン |
|---|---|
| NextDesign.Desktop.ExtensionPoints | 1.2.3.10306 |
Next Design 本体に同梱されているライブラリを参照している場合
エクステンション開発プロジェクトでエクステンション開発用パッケージ(注1)以外の Next Design 本体に同梱されているライブラリ(注2)を参照していない場合、以下の確認は必要ありません。
高度なエクステンションを開発するためにエクステンション開発用パッケージのほかに Next Design 本体に同梱されているライブラリと同じライブラリを参照している場合、本体同梱ライブラリのバージョンアップに伴ってエクステンション実行時に参照するライブラリのバージョンが変化する場合があります。
次のマニュアルをご参照のうえ、エクステンションが正しく動作することをご確認ください。
(注1) エクステンション開発用パッケージ: NextDesign.Core, NextDesign.Desktop, NextDesign.Desktop.ExtensionPoints
(注2) Next Design V5.0 に同梱されるライブラリの詳細については、こちらの「テクニカルサポート」からお問い合わせください。
以上です。
